寝台列車、安野光雅美術館【一人旅】
家→羽田空港
- バスで行ったら渋滞で、ヒヤヒヤした。飛行機乗れたけど、次からは渋滞を考慮しよう。
- 飛行機結構揺れて怖い(離発着時)
石見空港
- コンを持っている人がいて、私も次はコンを連れてこようと決意。
- 薄手のニットに、デニムシャツを羽織ってるけど、少し肌寒い。
- こじんまりしてて、アットホームな感じの空港。こういうのいいなー。
- 益田駅行きのバス、Suica使えてよかった。
- 山だ。山が連なっている。千葉県は山がないので新鮮。
益田駅
- 駅蕎麦が好きで、楽しみにしてたけど、お蕎麦屋さんは無かった。
- Suicaが使えなくてびっくり。私の地元(田舎)では無人駅にもピッてするやつあるから(扉はないので出入りし放題なやつ)
- ホームに木造の屋根があっていい。(上記無人駅は屋根がないので)
- 染で素敵にデコレーションされてた。
- 電車は1両。ホームにいた人が、なんとなくの順番で乗っていく。都会だと並ばないといけないから、このゆるい感じに戸惑いつつも心地良い。
- 電車の中にも、ホームにも、駅名は書いてないので、これアナウンス聞いてないと、降り忘れるやつだ。(緊張感)
- 家が点々とあって、どれも昔の日本家屋という感じ。黒や橙色の瓦屋根。石垣が雰囲気があって素敵。人の手によってつくられて、ずっとあるのがすごい
津和野駅
- 他の駅は小さいのに、大きくてキレイな駅舎で驚いた。駅に観光案内所があり、観光地であることを知る。(安野光雅美術館しか興味がなかった)
- 農家が営んでいるお蕎麦屋さんで、釜揚げ蕎麦をいただいた。つけ麺のように、温かい麺つゆに付ける。麺は太くてもちもち。栗ご飯もいただいた。サービスで栗ようかんも。
- 店内にお土産も売っていた。気になるもの多数。売り切れてたけど、石窯パン(国産小麦、天然酵母)も売っているみたい。
- 目的地である安野光雅美術館。建物が素敵。津和野に昔からあったような建物をイメージして作ったというだけあって馴染んでる。
- 展示は風景画(日本各地)、本の装丁、絵本の原画(あいうえおの本)だった。私の好きな旅の絵(外国)や不思議な絵は無くて少し残念。見たかった!でも展示は変わるようなので、展示してるときもあるのかな?本の装丁では私の知らなかった安野さんのジャンルを知れてよかった。(パステルで可愛らしい感じのとか切り絵っぽいタッチとか)
- プラネタリウムもあった。冒頭、安野さんが語りかけてくる声のあったかいこと。安野光雅美術館の紹介、津和野の星空。津和野が大好きなんだと伝わってくる。
- 天動説のことも言っていた。「地球が回っていることを実感しないと、地動説を分かったとは言えない。他のことも同じ。先生が言ったから、で分かった気にならないこと」(意訳、間違っていたらごめんなさい)
- 安野さんは天動説の絵本も出している。天動説が信じられていた時代に起きたことを描いている。当時の人々が地動説を知ったときの驚きを今の子どもたちに伝えたかった(意訳、こちらも間違っていたらごめんなさい)とあとがきに書いてあって衝撃を受けた。子どもたちに伝える手段として絵本を描いているんだ、というのと、内容がヘビーだし本質的な内容なので。
- プラネタリウムの話へ戻すと、空想することが大事、とも言っていた。天文学は科学的空想と言ってたような。途中寝ちゃった。でも夢も空想の世界だからいいよね?
益田駅
- 明日の特急券を購入。益田駅の駅員さんが機械の操作してくれた。優しい。
益田グリーンホテルモーリス
- 益田駅の目の前。キレイだし、大浴場あったり、ドリンクバーあったり、嬉しい。
- 夕飯は近所のスーパーで調達。ご当地のものが食べたくて、近所には売っていないものをチョイス。お魚コロッケ美味しかった!
- お刺し身に付いてきたお醤油は、甘くて燻製みたいな香りがして独特な味だった。
- 昼に出てきたナスの漬物が売ってた。こっちではメジャーなのかな。(辛子漬け)
- お寿司は華やかでいいね。緑でんぶは初めて見た。
- 翌朝のご飯。お腹空いてないものの、ビュッフェは様々な料理があり、結果がっつり。ピンクの練り物はご当地のもの。昨日行ったスーパーでも売ってた。ピリ辛。こういうところのカレーはスルーできず取ってしまう。特別美味しいわけでもないのに。福神漬けは必須。
出雲市駅
- 益田駅から出雲市駅へ特急で移動。昨日駅員さんが自由席で大丈夫というからそうしたけど、結構いっぱいで座れないかと思った。(ギリギリ座れたからよかった)
- 出雲市駅は駅舎が立派!駅に観光案内所とかお土産売り場とか、商業施設があって、ここなら大丈夫だ、と安心した。普段の生活に近い環境だからかも。田舎というか人里も好きだけど、普段あるものが無いと落ち着かない。
- 出雲大社に行こうと思ってたけど、この旅行で読もうと持ってきた本が読み終わってしまったため、本を買いに行く。
- 商店街にある中古も新品もある本屋に行くも、旅のお供にしたい本が無かった。といいつつも、興味そそる本はいっぱいあって、結構長居してしまった。結局大槻ケンヂのエッセイを購入。(これは旅関係なく収集してるので)
- 上記本屋に行ったことで、私は恩田陸の「黒と茶の幻想」が読みたいんだ、と気づいた。
- で、イオンの中に書店があるので行くことに。あった!
出雲大社
- さて出雲大社に行こうとするもバスの時間まで結構あったので、これは歩いて行っても到着時間は変わらないな、と、結局出雲市駅からイオンを経由し、出雲大社まで歩いた。2時間くらい。大変だった。
- 時間が無いので、出雲大社は参拝し、お守りを購入し帰宅の途に。大きいしめ縄がどこにあるか分からず見れなかった。
- 手を合わせて心のなかで神様に語りかけてみたけど、しっくりこない。物理的に普段暮らしているところから距離があるせいか他所様という感じがする。あと私は神様派じゃなくて、ご先祖様派だと思った。(今まで神社に行ったときは思ったことないのに急にそう思った。何故?)
- 当たり前だけど、時間に追われながら行く場所ではない。次行くときは時間に余裕を持って行こう。(今回本を探すのに時間がかかったので、読みたい本は持っていこう)
- 私にとって本はおしゃぶりだなーと思った。無いとそわそわして落ち着かない。あると大人しく過ごすことができる。
サンライズ出雲
- 出雲大社から出雲市駅へは電車で。切符を買う券売機で、交通系ICカードが使えるという不思議な体験をした。
- お土産と食料、飲み物を買っていざ乗車!
- ご飯食べて、お酒飲んで、本読んで、景色見て…最高だった!
- ただ興奮のためか寝付けず、日の出前から景色見たり読書したり、過ごしてた。
- 東京から千葉に引っ越して、まだ1年経ってないけど、東京の景色が懐かしかった。
本
- まひるの月を追いかけて:恩田陸
- 奈良旅行の話。電車の旅だから今回ぴったりだなーと思って持っていった。
- 黒と茶の幻想:恩田陸
- とある島へ旅行に行く話。この本を読んでフェリーに乗りたくなった。
- 人として軸がブレている:大槻ケンヂ
- 旅先の古本屋で購入。単行本を買ったんだけど、文庫本持ってた。表紙が違うから持ってない本かと思った。内容覚えてないことが分かった。まあ上記小説も、読んだことあるけど、内容忘れて再読してるので、私は同じ本を何回でも楽しめる人だということが分かった。
- 空想の絵本:安野光雅
- 安野光雅美術館で購入。他にも作品集とか、あって迷ったけど、絵と本人の解説が載ってるこの本をチョイス。パラパラとめくるだけで楽しい。
感想
- 今回は寝台列車に乗ってみたい!というのが目的で、寝台列車を最後に持ってきたのは、正解だった!
- 楽しみがラストにあるので、最後までワクワクできた
- 寝台列車では寝付けず、体力的にも最後でよかった(これが序盤だったら旅を全力で楽しめなかったかもしれない)
- 一人旅なので、自分好みの旅ができた。(本を買ったり、お蕎麦を食べたり)
- 結婚してからの一人旅は初めてだったけど、人が待ってくれている家に帰るのは気持ち的に良い。夫に感謝。
- カメラ持っていったら、違う観点で写真撮れたかなーと思うので、次は持っていこう。(トイカメラが趣味なので)
- 風景の写真の撮ってなかった!
- 津和野周辺は、瓦屋根の家があって素敵な雰囲気だったので、取ればよかった。
- こうして文章と写真をまとめられる、ブログはいいな。(自己満足ですが)
自己分析
- 私は海より山が好き
- 私は蕎麦が好き。
- 今回はちゃんとした(?)蕎麦屋で食べたけど、いわゆる立ち食いそば屋が好きなので、日本各地の立ち食いそば食べてみたいな。
- 蕎麦は細目が好き。今回は両方とも平打ち麺だった。東京の立ち食い蕎麦は細目だから、これが当たり前だと思ってた。
- 2種類のお酒を飲むことを覚えた。
- ワインが好きなんだけど、食べたいご飯にワインが合わないときは、ご飯は別のお酒、食後にワイン、とすればいいことに気づいた。
- 里山が好き。
- 本屋が無いのは辛いけど(笑)
- 余裕があるというか、余白があるというか。
- 醤油は甘くないやつが好き。
- 刺し身醤油は甘いイメージがあったから、益田のスーパーで普通の醤油(刺し身醤油ではないやつ)を買ってびっくり。甘い。そして燻製のような香り。
- 調べたら、再仕込み醤油といって、醤油を作ってから、それでまた醤油を作るという、手間暇かかる製法らしい。
- その土地の方にとっては、これじゃなきゃ、となるのでしょうが、私は甘くない、キリッとしたやつが好きだ、と思うと同時に、醤油や味噌、漬物などの、日本各地の違いに興味が出てきた。